歯ぎしり

歯ぎしり(歯軋り)は、睡眠中に軋り音を発生するもので習慣性があり、しばしば就眠の妨げとなります。
また、似たようなものとして「くいしばり」などがあります。

歯周病にとって歯ぎしりは単に就眠の妨げになるぱかりでなく、歯周病の原困ともなり注意しなけれぱなりません。

原因として以下のような異常機能運動があります。
・心因性、ストレス性によるもの : 潜在的心理的なもので、ゆううつや不安など。
・習慣性によるもの : 職業、職種によるものなど。
・内因性、咬合性によるもの : 噛み合わせの異常や顎の変位、不適合の金属冠など。

治療法
・歯牙の削合により咬合の不調和、歯の動揺を防止する方法。
・軋音防止、歯の摩耗防止のため、咬合床を用いる方法。現在はこの方法が最も効果的です。
・咬合床を用いる方法。上記の治療法があり、ある程度の改善はみられますが、完全な治癒はむずかしいでしょう。

その他
歯ぎしりは単に就眠の妨げになるぱかりでなく歯周病の原因にもなります。
歯の支持組織(骨、歯肉、歯根膜など)の適応能力以上の過度の力が加わった場合歯の摩耗、動揺がおこります。
歯の動揺は、食べ物が歯に挟まり易くなり、歯垢歯石が付着し骨の吸収にもつながってくるでしょう。

したがって、歯や周囲支持組繊の適応能カを越えた過度の力は特に注意が必要です。

歯ぎしりについて良く聞かれる質問

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