いびき|無呼吸症候群の治療・マウスピースで改善



Copyright
1996-2012.
Hirokawa Dental Clinic All Rights Reserved.

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群による問題

=生存率の低下=
無呼吸症候群が重度に移行した場合生存率が低くなります。

 厚生省研究班の調査では、睡眠1時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が20回以上おこる場合、5年生存は84%(死亡率は16%)と報告しています。8年ではさらに下がって60%という報告もされています。

 無呼吸症では血中の酸素不足により心肺機能に多大な負担が掛かります。また、脳の酸欠を招くことから、死因は脳梗塞、心筋梗塞やその他の合併症などがあります。睡眠中や朝方に死亡する例が多いとされています。

※睡眠時無呼吸症候群の定義
一晩(7時間)の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上。
または、睡眠1時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が5回以上。



=高炭酸ガス血症=
無呼吸に陥ると呼吸が出来なくなり、気道の最も末梢である肺胞で換気が十分に出来なくなり呼吸不全に陥ります。肺の重要な機能の換気は大気中の酸素を取り入れ、二酸化炭素を大気中に排出することです。しかし肺胞での低換気が持続的におこれば動脈血の炭酸ガス分圧(PaCO2)の上昇、酸素分圧を下降させ、身体各所の組織呼吸を障害し生命の危機を招きます。頭痛もそのひとつで脳が発している危険信号なのです。


=低酸素血症=
低酸素血症と高炭酸ガス血症は同時に現れます。重度の睡眠時無呼吸症候群では低酸素血症が問題となってきます。睡眠中に周期的に強い低酸素状態になることが分かっています。低酸素血症が持続されると不整脈、意識障害が引き起こされ、生命にが危険があるといえるでしょう。


=肺高血圧症=
心臓から肺に血液を送り届ける肺動脈といいます。この肺動脈の血圧が高くなることを肺高血圧症といいます。この病態はさまざまな原因によって起きます。例えば先天性心疾患や弁膜症や膠原病や肺塞栓病です。原発性肺高血圧症とは、原因が明らかでない肺高血圧症のことをいいます。


=右心不全=
肺高血圧症になると血液循環が十分出来なくなり、疲労感、息苦しくなる、動悸、場合によっては気を失うこともあります。また、足のむくみ、肝臓の腫脹、腹水が現れ心不全と言います。心臓は心室や心房といったいくつもの部屋に分かれています。肺動脈に血液を送る部分は右心室といいます。通常右心室は高い圧力の耐えられる構造ではなく、肺高血圧症で圧力の高い状態が持続すれば右心室が機能しなくなり結果として心不全で命を失う可能性もあります。



ご予約・お問い合わせ 広川歯科医院 03−3389−1791
〒164-0001 東京都中野区中野5-67-5 はせべビル3F (2F喫茶店ルノアール)
JR中央線・東京メトロ東西線・中野駅北口徒歩3分 中野サンプラザ向
受付時間 平日10:00〜12:30 14:30〜19:00 土曜日10:00〜12:30 13:30〜17:00
休診日 水曜 日曜 祝日

当歯科医院ではマウスピースを用いた、
いびき・睡眠時無呼吸症候群の治療を実施しています。