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■顎関節症の治療の流れ:当医院の場合
1.初診審査
レントゲン撮影、審査、歯型など
アンケートを参考に治療全体の流れなどを大まかに説明します。口が開かず歯形がとれない場合は鎮痛剤により経過を観察します。初診時にスプリントやマウスピースを作成したり抜歯や歯は削りません。お急ぎの方は他の医療機関で診察を受けてください。
2.レントゲン、歯形の分析
治療の方針を決定します。
まず、虫歯や不適合な詰物があればその治療を初めに行います。
かみ合わせが悪ければ、かみ合わせの調整。
トレーニング方法などのアドバイスをします。
3.スプリント(マウスピース)の型どり
虫歯の治療、かみ合わせの調整をしても改善が見られない場合は顎の安静を兼ねた装置の装着に移ります。装置を作るときには再度歯形の採取と各個人のかみ合わせをとります。
4.スプリント装着と調整
装置を装着し初めは翌週に来医院していただき、装置の調整をします。その後は約2週に1度の割合で経過を見ていきます。ある程度良好と判断したときには、来医院の間隔を開けていきます。
5.経過観察
顎がリラックスできて経過が良好であれば装置をはずします。調整せず無理に長期間装着し続けるとかみ合わせが変化する可能性もあります。また、保険内治療
のみ希望の方は数ヶ月経過して効果がない場合には大学病院での関節切除術を含めた外科処置を検討します。
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上記はイメージで症状によって異なります。
顎関節症の治療は個人差があり長期間です。
1.2ヶ月では治りません。途中で諦めず気長に取り組みましょう。ご希望の方はご連絡ください。 |
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